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練習のお話。
私のお教室は「未就学の間は特に練習しなくてもよい」ピアノ教室です。
「最近、家で練習しないんです」こんなご相談を立て続けに受けました。
「お母様は、お子様にどのようにになってほしくてピアノを習わせたい!と思ってくださったのですか?」
と私は伺います。
始めは皆さん「ピアノを楽しく続けてほしくて…」「家にはピアノはまだないのですが、音楽が好きみたいなので…」
そんなことがきっかけで習い始めます。
でも習い始めると「このくらいは上手になってほしい」「練習はきちんとしてほしい」様々な思いが出てきます。
当然です。お月謝を払い、習っているのだからそう思うのは普通の事です。
でも習い始めたころの気持ちを忘れてしまうとお子様に「練習しなさい!」「間違ってるわよ」等と弾けたことよりもやらないことや出来ないことに目が向いてしまいます。そのあとに起こる現象は皆さん同じです。
お子様がお家でピアノに触れる機会が減り、「退会する」です。
これでは、もったいないですよね。当たり前ですがお子様をずっと見ているお母様にとったら気になるのも当然です。
でもそういう時は少しお子様の自信がなくなる声掛けをやめてみてください。
そして自分から弾いた時には褒めてあげてください。
ここからは私のお話です。
「習い始めてもうすぐ半年になる即興演奏&作曲のレッスン。
習い始めたころは「初めての事って楽しい!」と思い、前のめりになってレッスンを受けていました。
でも半年経ち、自分の至らなさと他の先生方と比べては「だめだー」と落ち込むことが多くなりました。
「何やってるんだろう…私」とことん落ち込みました。
でも自分の気持ちをノートにたくさん書いて整理したら自分が習いたい!と思った始めの気持ちを思い出し、何のために習いたいと思ったのか…など大切なことを思い出しました。
「思い」って時間とともに変化していくんだなと思うと、「練習してくれない!」というお母様の気持ちがすごくよく理解できました。でも、そんなときは始めたころの気持ちに戻るのも良いかもしれません♪